レザークラフトを始めたけど、革の裏側(トコ面)が毛羽立ってボロボロしてくる。コバ(断面)を磨いても、なかなか既製品のようなツヤが出ない……。そんな悩みはありませんか?
実は、私も最初は「コバや床面」を磨くなんて知らずに、同じように悩んでいました。
結論から言うと、この「トコノール」を使うだけで、その悩みは一瞬で解決します。私がYouTubeの動画でも、作品の仕上げに欠かさず使用しているトコノールの魅力を、正直にお伝えします。
1. なぜ普通の水磨きではダメなのか?
革の断面や裏側は、何もしないと繊維がほぐれて汚れやすく、見た目も野暮ったくなってしまいます。
- 耐久性の違い:水だけで磨いても、乾くとすぐに毛羽立ちが戻ってしまいます。
- ツヤと手触り:トコノールに含まれる天然ワックス成分が繊維を保護し、滑らかな手触りと深いツヤを与えてくれます。
作品に「プロっぽさ」を出すためには、トコノールでの仕上げが不可欠です。
2. トコノールがコバ磨きの決定版である理由
数ある処理剤の中でも、トコノールが世界中で愛される理由は3つあります。
① 誰でも簡単にツヤが出せる
指やヘラで薄く塗り、ウッドスリッカーや帆布で磨くだけ。初心者でも驚くほど簡単に、透明感のある美しいコバを作ることができます。
② 革の風合いを壊さない自然な仕上がり
強力なコーティング剤とは違い、革の呼吸を止めない自然な仕上がりになります。使い込むほどに味が出る、タンニンなめし革の魅力を最大限に引き出せます。
③ 抜群のコストパフォーマンス
一度に使う量はごくわずかです。小さなサイズ(20g)でも、小物を何十個も仕上げることができ、楽天などで数百円から手に入る手軽さも魅力です。
3. 購入前に知っておきたい「色の選び方」
トコノールには「無色(クリア)」「茶」「黒」がありますが、迷っているなら無色(クリア)を強くおすすめします。
- 無色がおすすめな理由:どんな色の革にも使えます。革本来の色味を活かしたコバに仕上がるので、最も汎用性が高いです。
- 色付きの使い所:黒い革のコバを、より真っ黒に引き締めたい時などは黒が便利ですが、初心者が最初に揃えるなら無色一択で間違いありません。
4. あえて挙げる注意点
トコノールは「クロムなめし革」には効果が薄いという点に注意してください。柔らかい革(クロム革)のコバを固めてツヤを出すのは苦手です。ヌメ革など、タンニンなめしの革を使って「育てる楽しみ」を味わいたい方にこそ、最高の相棒となります。
5. まとめ:道具一つで自分の腕は変わる
コバの美しさは、作品の「顔」です。ここが綺麗に決まるだけで、あなたの作品は一気にプロの表情に変わります。
コバ処理剤を色々と試してみましたが、最終的にはトコノールに戻っています。
「レザークラフトは腕次第」と言われますが、良い道具がその手間を短縮し、結果を変えてくれるのもまた事実です。もしあなたが仕上げに自信が持てないなら、まずはこの「トコノール」を一本、道具箱に加えてみてください。


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