トラックボールを動かすタイプは主に
- 親指で動かすタイプ
- 人差し指・中指で動かすタイプ
があります。
トラックボールマウスとは、マウスにボール(玉)が付いており、それを指や手のひらで回してカーソル操作を行うマウスのことです。
ほとんどの人が購入したりイメージするのが親指で動かすタイプだと思います。
トラックボールマウスが欲しいと思って、探し始めると必ず候補に上がってくるのがロジクールのM575Sですよね。大人気で、評価も高い製品になります。やはりこちらも親指タイプです。
しかし、トラックボールマウスを購入しようと考えている方の中にも
- 人と違うマウスが欲しい
- 人差し指と・中指で操作するタイプが気になる
と思っている方がいると思います。
今回は人差し指と・中指で操作するタイプのトラックボールマウス
「エレコム M-HT1DRBK」を購入したの使用感と設定方法を紹介します。
※私がトラックボールマウスを購入するのはこれが初めてです。
【エレコム M-HT1DRBK】の概要


製品型番 | M-HT1DRXBK |
---|---|
対応OS | MacOS 10.12 Sierra, Windows 8.1, Windows XP, Windows 7, Windows 10 |
その他 機能 | トラックボール |
接続方式 | 無線 |
サイズ | 無線2.4GHz |
付属品 | 本体×1 単三アルカリ電池×2 取扱説明書(日本語・中国語) |
外観と各部詳細
ボタン数は8個です。 ※ホールボタン含む

①左クリック
②「戻る」ボタン(Webブラウザで「戻る」)
③「進む」ボタン(Webブラウザで「進む」)
④⑤⑦ファンクションボタン(機能割り当て可能ボタン(初期設定は割り当て無し))
※ボタン割り当て方法については、使用方法で詳細説明しています。
⑥右クリック
⑧チルトホイール/電池残量表示ランプ(残量が少なくなると一定時間赤色に点減)
⑨ポインター速度変更スイッチ
(LOW/MID/HIGHの3段階に切替可能)カーソル移動速度が変わる
⑩トラックボール
裏側はこんな感じです。

- 動作モードスイッチ(電源/L ローエナジーモード/H ハイスピードモード)
- レシーバーユニット格納部
- 電池収納部



サイズは、幅114.7㎜×奥行181.9㎜×高さ57.2㎜で普通のマウスより一回り以上大きいです。

使用しているマウスとの比較になります。


ボールのサイズと光電センサー部です。
【エレコム M-HT1DRBK】を使用した感想(良かったこと)

手首が痛くならない
普通のマウスは、カーソルを動かすとき手首を振らないといけませんが、トラックボールマウスであればボールを指先で動かすだけでよいので手首に負担がかかりません。
また、通常より大きいサイズでパームレストも付いているので手を置いている感覚で使用することができます。
どこでも使用ができる
普通のマウスと違い、光電センサーがボール部分についています。
そのため、ボールを動かすことができれば布団の上や、ガラス机の上など、どこでも使用することができます。
また、無線接続なので有線と違い線の煩わしさがありません。
マウスを動かす必要がないのでマウスパット無しでも机を傷つけないのも良いところです。
トラックボールの操作が人差し指・中指でも違和感を感じない
マウス操作の比較表になります。
普通のマウス | エレコム M-HT1DRBK | |
左クリック | 人差し指 | 親指 |
右クリック | 中指 | 薬指 |
カーソル移動 | 手首(マウスを動かす) | 人差し指・中指(ボールを動かす) |
いつもクリックしている指でカーソルを動かし、使用していな指でクリックになるので、使用前までは違和感しか感じませんでした。
実際に使用してみると、ほとんど違和感を感じませんでした。
- 通常マウスでは、人差し指や中指でチルトホイールを動かします。
→その感覚のまま、トラックボールを動かせば違和感がありません。 - 親指は、戻る、進むボタンをクリックしています。
→その感覚のまま、左クリックとして使用するので違和感がありません。 - 薬指は多少違和感を感じますが、マウスに手を置くと自然にボタンの上に指がいくので気にはなりません。
このような感じで、思っていたよりも使いやすく、手に馴染みやすいマウスでした。
機能が豊富(拡張性がある)
ファンクションボタンが3つあり、好きな操作を割り当てることができます。
また、その他ボタンもボタン割り当てが変更できるため
自分専用のマウスを作ることができます。
※割り当て操作は、すべての操作を自由には選べません。
【エレコム M-HT1DRBK】を使用した感想(良くないこと)
操作に慣れるまで時間がかかる
トラックボールでカーソルを動かすには、慣れが必要です。
カーソルスピードを一番遅いモードにして慣れて行く必要があると思います。
(早いモードだとビュンビュン動きます。)
特にドラッグ選択が慣れるまでに時間が掛かりました。
遅いモードであれば30分もすれば慣れてくるので、すぐに諦めず使用してみて下さい。
慣れてしまえば普通のマウスには戻れなくなるぐらい使い勝手がよいです。
サイズが大きい
サイズが大きいので、接地面は広いです。サイズが大きくて邪魔になる場合があります。
それでも、通常マウスの操作範囲と同じぐらいのサイズなので、接地面に関してはそこまで気にならないかと思います。
また、持ち運び用には適さないサイズなので、自宅で使用するマウスが欲しい方向けになります。
存在感があるので、机の上に常にオーラを放ちながら君臨している感じです(笑)
設定方法

エレコム マウスアシスタントのインストール
1.エレコムのマウスアシスタントをダウンロードする。
2.ファイルを開いてインストールする。

次へを押す

インストールを押す

インストールが完了したら、再起動する必要があるので注意してください。
そのまま完了を押したら再起動が始まります。
インストールが完了したらディスクトップに「エレコム マウスアシスタント5」のショートカットが表示されます。
各ボタンの割り当て設定方法
インストールした、エレコム マウスアシスタント5を開きます。

開くと設定画面が表示されるので、各ボタンを選び自分好みに設定することが可能です。

簡単にカスタムできます。
まとめ
- 手首が痛くならない
- どこでも使用できる
- 人差し指・中指の操作でも違和感がない
- 機能が豊富(拡張性がある)
こんな人におすすめ
- 人と違ったマウスが欲しい
- トラックボールマウスを人差し指・中指で操作したい
- 手首が痛くならないマウスが欲しい
- 自宅で使用するマウスを探している
- 機能が豊富なマウスを探している
おすすめしない人
- 持ち運べるマウスをさがしている
- 慣れるまで我慢して使用できない人
初めてトラックボールマウスを使用しましたが、もっと早く購入しておけばよかったと後悔しています。
慣れるまで少し時間は掛かりますが、慣れてしまえばこれほど使いやすいマウスはありません。
価格も他の物と比べると安いので購入しやすいと思います。
まだ購入してまもないので、使用時間が増えれば他の良いとこ、悪いとこが出てくるかもしれません。
その時は、また記事にしようと思います。
今のところは、使いやすく、手に馴染みやすい買ってよかったと思うマウスです。
興味のある方は、購入してみて下さい。
以上、おわり~
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